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木槽しぼりの酒粕が入ったチョコレート

島根県安来市にある創業明治28年の老舗蔵元「青砥酒造」がつくる日本酒から採れる酒粕を使ったチョコレート「木槽しぼりの酒粕が入ったチョコレート」のパッケージデザイン。「木槽しぼり」とは、もろみを詰めた酒袋を手作業で並べて積み重ね、優しく、時間をかけて日本酒と酒粕を生みだす伝統のしぼりかた。機械で搾った日本酒に比べて口当たりの優しい柔らかい酒質になり、自然で優しいしぼり方は、柔らかく、豊かな風味がしっかり残った美味しい酒粕を生む。酒粕にはチョコレートを乳化させる成分を含有するほか、雑菌を抑える強い効力がある。日本酒のなんとも言えない柔らかな味や香りと、ホワイトチョコとの相性は抜群で、初めて試食した時は軽い衝撃を受けた。お問い合わせは青砥酒造ホームページ(http://www.aotoshuzo.co.jp/contact/index.html)から。

食品のパッケージ、グラフィックにはあまり用いない青系の色は、清酒がらみであれば有りだと考えている。活版印刷の凹凸を生かし、爽やかな水色1色でありながら質感と温かみを感じられる仕様とした。また、蓋は全体が丸みを帯びた角丸の形状になっており、柔らかな雰囲気をもたせている。カップやフィルムは既製品でスタンダードなものを用い、挟むだけの必要最小限にパッケージをまとめ、オリジナリティと新しさの表現を試みている。蓋の内側に、簡単なしおりと小さなスプーンを内蔵。商品名に関しては固有名詞的なものも検討したが、説明なしで特徴や雰囲気を内包できず、あえて「木槽しぼりの酒粕が入ったチョコレート」とストレートに表現した。